top of page

【転職ノウハウ】転職先で嫌われる行動・好まれる行動パターン5選!

  • 執筆者の写真: 勇輝 八重樫
    勇輝 八重樫
  • 2022年6月8日
  • 読了時間: 9分


無事就職先が決まって転職活動もようやくひと段落したあなた。

しかし、「新しい環境で、他の人とうまくやっていけるだろうか…」と心配になることも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、転職者の「嫌われる」「好かれる」行動をそれぞれ5パターンずつと、「新しい職場でなじむためのコツ」についてまとめました!


より良い人間関係を築いていくために、ぜひ参考にしてみてください!

 

もくじ





 

1.「嫌われる」人の行動パターン5つ


1-1. 今の会社に合わせてほしい…… 「自分の仕事のやり方を変えない


・相手のアドバイスすべてに反論していた (流通/35歳男性)

・マニュアルがあるのに、読んでいる姿を見たことがない…… (小売業/27歳男性)


「今までのやり方で作業を進める方が楽だから」「この作業はこうするのが当たり前」など、前職での慣習のまま仕事のスタイルを変えない方も少なくないようです。新しい職場では仕事のやり方や、優先順位も違ってきます。まずは、転職先に合わせた仕事の進め方、やり方を把握することが大切です。


1-2. 仕事を任せるのがもはや恐怖…… 「質問しない・自分で勝手に判断する」


・何をしているかと思ったら、必死にスマートフォンで仕事のことを調べていた (自動車/35歳男性)

・もっと早く言ってくれれば…… 相談や報告をしてくれないことにがっかりする(ファッション/28歳女性)


「これくらい知っていて当然と思われているのでは」「何度も聞いたら申し訳ない」と、質問ができなくなってしまう方もいるようです。そして自分の判断で仕事を進めた結果、大きなミスやトラブルにつながることもあります。初めての職場で分からないことがあるのは当然です。まずは転職先でのノウハウを学び、分からないことはきちんと質問しましょう。


1-3. また始まった…… 「前職の自慢話が多い、知識や経験をひけらかす」


・いつまでも前職で成功させたプロジェクトの思い出話をする(産業機械/38歳男性)

・とにかく自己アピールが強すぎる(営業職/32歳女性)


自分のことを知ってほしいという思いは分かりますが、「以前の職場では、億単位の仕事をしていた」「昔○○の現場にいた」「A社の○○さんとは仲が良い」など、前職のアピールや自慢話ばかりでは、聞いている相手はうんざりしてしまいます。また、やたらと知識をひけらかすのも避けたいところです。まずは今の職場で聞く、教わる姿勢を徹底してから、前職での知識や経験は、今の仕事に生かす形で提案すると良いかもしれません。


1-4. そこで我が道行かれても…… 「社風・社内ルールを無視する」


・前職の社風が抜けないのは分かるけど、浮いているので今の職場に合わせてほしい(自動車/35歳男性)

・撮影禁止のオフィスなのに、自撮りをしてた(マスコミ/34歳女性)

・遅刻やギリギリに出勤してくる(レジャー/27歳男性)


社内ルールをないがしろにすると、協調性に欠けていると思われ、良い印象にはなりません。電話の応対、メールの送り方をはじめ、会社にはさまざまなルールが存在します。まずはその職場を知ることが、早く馴染むコツかもしれません。もちろん、あいさつをきちんとする、時間やルールを守るなど、社会人としての基本的なマナーを守ることも忘れずに。


1-5. 人は見た目が9割? 「身だしなみに気を配れていない」


・あまりにも髪の毛がボサボサ過ぎる! (自動車/35歳男性)

・服装が斬新過ぎて、オフィスカジュアルにはとても見えない(食品/32歳女性)


アンケートの結果で、転職者の気になるポイントとして「身だしなみ」についての回答が2割もありました。スーツやシャツに皺ができていたり、靴が汚かったりすると、身だしなみに気を配れない人と思われ、あなたの印象を悪くしてしまう原因となります。見た目でマイナスにならないよう、清潔感のある身だしなみを心掛けて仕事に取り組むことも重要と言えそうです。


では反対に、どんな人が転職先で好感を持たれるのでしょうか? 転職先では、最初の3カ月が肝心だと言います。「好かれる」人の行動は、ぜひどんどん取り入れていきましょう!


2.「好かれる」人の行動パターン5つ


2-1. 真摯な態度に好感 「素直に話を聞く」


・真剣に話を聞いてくれるから、仕事の説明もしやすい(外食・各種サービス/38歳女性)

・しっかり話を聞きつつ、メモも欠かさない (流通/29歳男性)

アドバイスを受けた時など、誰に対してもきちんとお礼が言える(食品/35歳女性)


上司や周りの社員からのアドバイスは、素直に受け止め、自分の仕事に生かせるよう努力することが大切です。自分の考えに固執することなく、まずは周りからの意見に耳を傾けましょう。


2-2. 仕事を覚えるのが早い! 「自発的に学ぶ姿勢がある」


・自ら動ける人。初心者の方でも力になるので(エネルギー/39歳男性)

・いつも周りに声を掛け、積極的に協力をする姿に好感(食品/29歳女性)


新しい職場では今まで自分が経験したことのない仕事をする機会も多くあると思います。「やったことがないからできない」と言い訳をして対応せずにいると、いつまでたっても仕事の幅は広がりません。知らないことを学ぶのは自分が成長するチャンスでもあります。受け身ではなく、積極的に自ら学び行動することを心掛けましょう。


2-3. 安心して任せられる 「仕事ができる」


・説明する能力が高い! 誰とでも的確に意思疎通が取れる(マスコミ関係/36歳女性)

・少しの説明だけで、しっかり内容を理解してくれる(食品/30歳男性)


コミュニケーション能力や、理解力が高い人は「仕事ができる」という評価につながるようです。仕事の指示を受けたり、ミスを指摘された時は、まずはしっかりその内容を理解することを心掛けましょう。もし自分の理解が不十分だと感じた時には、「申し訳ありません、確認させていただきたいのですが、◯◯ということで良いでしょうか?」と聞き返すことで、誤解や失敗を未然に防げます。


2-4. 職場の雰囲気にも影響 「気遣いができる」


・常に笑顔で、気配りができる人。いつもニコニコしていて癒される(保険/28歳男性)

・相手への気配りを大切にすることで信頼関係が生まれ、仕事も円滑に進む(医療サービス/38歳女性)


どんなときも細かな気遣いや気配りができる人は、良好な人間関係が築けるようです。自分の仕事に集中することも大切ですが、周りの状況に気を配ることも必要です。


2-5. 見習いたくなる 「何事も率先してやる」


・いつのまにか周囲を巻き込んで、課題解決に向けての取り組みをしていた(金融/35歳女性)

・キャリアが長いのに、雑用などを真っ先に対応してくれる(官公庁/30歳男性)


言われたことだけするのでは、なかなか周囲には認められません。積極的に自分ができることを見つけ、行動することが好印象を持たれることにつながっているようです。電話の応対、書類の整理や共用スペースの片づけなど、つい後回しにされがちな作業こそ率先してやりましょう。


3.新しい職場に馴染むためのコツ5つ


アンケートの結果から、転職先で「嫌われる」「好かれる」行動パターンに共通するのは、どちらも周りとの“コミュニケーション”がポイントになるようです。では、「新しい職場で転職先になじめないかも……」という不安を解消し、周りと上手にコミュニケーションをとっていくための具体的なコツを紹介します!


3-1. 第一印象を大切に 「自己紹介は笑顔でハキハキと」


新しい職場でのあいさつは「笑顔で」「礼儀正しく」「ハキハキと」話し、第一印象で好感を持ってもらうことが大切。取引先や関係部署など、初日以外にも自己紹介する機会はたくさんあるので気を抜かないようにしましょう。また、自己紹介にあたって前職のことを話す時は特に簡潔にまとめるのがベター。長々と実績や自己アピールを話してしまうと「自慢?」と思われてしまうかもしれません。



3-2. 学ぶ姿勢をアピール 「自分から調べたり質問する」


教えてもらうのを待つばかりではなく、会社のパンフレットに書いてある内容や商品などは自分から調べたり、分からないことは質問しましょう。教えてもらう時はメモをとることも忘れずに。意欲が伝われば、引継ぎ担当者に「安心して仕事を任せられる」と思われるかもしれません。


3-3. 遠慮し過ぎもNG? 「自分ができることを見つけ、率先して動く」


職場になじもうとするあまりおとなしくし過ぎると、「受身」「消極的」と捉えられてしまうかもしれません。ただ仕事の指示を待つのではなく、電話応対や雑用を率先してやったり、「何かお手伝いできることはありますか?」と自ら話し掛けるなど、積極的に行動しましょう! ただし、声を掛けるタイミングは相手の休憩時間や打合せの直前は避けるなど、気遣いも忘れなく。


3-4. アドバイスは素直に受け止めて! 「新しい職場のやり方に合わせる」


同じような業務に見えても、会社によってやり方や考え方が違うことはよくあります。「まずは新しい職場のやり方に合わせてみる」「勝手に判断せずに、きちんと質問する」ことを心掛けましょう。また、アドバイスをされた時は素直に受け止めること。前職と比較するような発言も避けたほうが無難です。


3-5. 話し掛けるきっかけにも! 「社風・社内のルールを確認する」


会社によって異なるのは仕事の内容だけではありません。経費や残業の手続き、休憩の取り方、服装など「社風・社内のルール」にも注意が必要です。「たぶん大丈夫」という思い込みで行動すると、周りに迷惑を掛けるだけでなく、いつまでたってもなじめない…… なんてことになるかも!? 同僚に話し掛けるきっかけにもなるので、早いうちに確認しておきましょう。



まとめ


転職先で「嫌われる」「好かれる」行動として、ほかには、「当たり前の「あいさつ」や「お礼」が言えること」「報・連・相(ホウ・レン・ソウ)ができること」のような声があがりました。


一つひとつを見ていくと、コミュニケーションの基本とも言える「あいさつ」や「協調性」など、意識すればすぐにでも行動に移せそうなことです。


転職を決断し、新しい職場でがんばってみたい方も、今の職場でもう少しがんばりたい方も、まずはこの機会に自分の行動をチェックしてみましょう。また、「新しい職場でなじむコツ」も参考に、周りの人とコミュニケーションをとってみてくださいね!

 

この記事を監修したキャリアアドバイザー:


八重樫 勇輝 

株式会社Reboot代表取締役


年齢:28

出身地:岩手県

趣味:漫画・映画鑑賞


経歴:

自分の転職活動の際、周囲のサポートで助けられたことをきっかけに、今後は自分が求職者の助けになることを決意し、起業。

現在は代表自ら求職との面談・就職支援を精力的に行う日々に明け暮れている。

求職者の皆様への一言:

面談から求人のご案内、資料の作成、入社後のフォローまで手厚くサポート致します!









Comments


bottom of page